新入医局員 一問一答 



よくあるQ&Aコーナー

 

Q:医局を見学に行きたいのですが…どうしたらよいですか?
 A:見学はいつでも出来ますので眼科秘書(医局:fganka@med.u-fukui.ac.jp)までご連絡ください。ご見学は平日、休日、問いません。1日見学、半日見学でも結構です。ご都合を相談の上プログラムを組みますのでぜひご連絡お待ちしております。

 

Q:出産後育児をしながら仕事を続けることは可能でしょうか?
A:当教室には多くの女性医師がおり、同門においても育児をしながら仕事を続けている先生もたくさんいます。"出産後も優秀な眼科医として第一線で活躍してほしい"というのが教室の基本方針ですので、教室全員でサポートするシステムを整えています。

 

Q:眼科ローテート期間が短いため,入局後、期間の長短でカリキュラムがかわってくるのでしょうか?
A:ローテート期間の長短に関わらず原則として入局後は全員同一のプログラムに則って、研修をおこないます。

 

Q:初めから福井大学医局で学べますか? 福井大卒でないと最初から外の病院になるのでしょうか?
A:原則として後期研修医としての1〜2年間は当大学病院で研修を行うことになっています。出身大学によって研修内容に区別は全くありません。

 

Q:福井大卒でないと雰囲気的に居づらくなったりしますか? 医局内派閥はありますか(笑)?
A:書くまでもないかもしれませんが、当教授をはじめ出身校などによる待遇の差は全くありません。
まず見学に来て頂ければと思います。ドラマのような医局内派閥なんてものも存在しません。
専門分野、臨床、研究問わず、全員一丸となって協力し合って頑張っています。

 

Q:医局の関連病院は、どのあたりになりますか?
A:福井県地方を中心に多数の関連病院があります。詳細は、ホームページ内の関連病院情報をご覧ください。

 

Q:医局内の研修体制はどのようになっていますか?
A:基本的に助教以上のスタッフと2人組となってマンツーマンで指導を受けます。最初の数ヶ月は、2年目の上級医とともに診療の流れを勉強します。様々な分野の症例を共有しながら、日常診療の様々な手技や知識を習得していきます。ただ、オーベンにもそれぞれ得意不得意がありますので、わからないことがあれば他のオーベンに相談できるような体制にもなっていて、いつでも親身に相談に乗ってくれますよ。

 

Q:入局後の病棟や外来をそれぞれ何ヶ月程度行うか?研修プログラムはありますか?
A:年度ごとに多少変更はありますが、基本的に最初の数ヶ月は上級医とともに入院患者の診療、手術助手の担当に配属されます。その後一人で病棟業務を中心とした仕事をしますが、交代で外来診療も少しずつ行うことになると思います。月ごとに病棟・外来勤務の区別はしていません。

 

Q:入局後何年間福井大学で、何年後に院外へ出るようになりますか?
A:福井大学病院において入局後1〜2年間研修を行い、その後の期間(入局2、3年目)を関連病院で研修します。眼科専門医認定試験に必要とされる条件を満たすようにプログラムされています。

 

Q:入局後の将来の選択肢はどのようになっていますか?
A:開業、臨床、研究など、どう選択するかは本人の意思が尊重されます。大学病院以外の一般総合病院で臨床の経験を積むことは重要なので、原則として、大学での研修のあとは、一度、関連病院へ赴任することになります。その後、大学院へ入学して、研究をおこないながら大学病院で専門性を身につけたり、または、さらに別の関連病院で臨床の経験を積んだりする進路を選択してもらいます。大学院に所属しても大学病院で専門外来の診療は続けますので、どちらを選択しても眼科入局5年目に専門医認定試験を受ける資格が得られます。開業に関しては、福井大学眼科学教室の出身者は、地域の患者さんに信頼される立派な眼科医として開業していただきたいので、最低でも専門医の取得まで、できれば眼科医になってから10年目までは、臨床経験を積んでからにしていただきたいと考えています。

 

Q:眼科のオペ技術を他大学より早くマスターしたいと思っています。福井大学のオペ習得体制は?
A:当眼科学教室では大学での研修期間における手術教育を重要と考えています。
眼科手術は眼科専用の顕微鏡を使った精密なマイクロサージャリ―であり、専門かつ体系的なトレーニングなしで修得できるものではありません。そのため、当教室では入局1年目の秋頃から豚眼を使った「ウェットラボ」とよばれる白内障手術トレーニングを月2回程度行っています。

 

Q:大学院へ進学する場合、タイミングはありますか?
A:大学院進学時期としては2通り推奨しております。(1)専門医取得後から :ある程度臨床の研鑽を積んだ後に、学位取得を前提として進学する (2)研修医3年目から:最低2年間は臨床を行い、専門医を取得しつつ博士号をとってもらいます。

 

Q:勤務時間:(何時頃に帰れますか)?
A:朝は8時頃に出勤している先生が多いです。帰宅時間について火曜日は夕方カンファレンスのため19時まで拘束されますが、他の日は分担した仕事が終われば帰宅できます。
平均すると18〜19時ではないでしょうか。ただし学会前の準備や、緊急手術、(外勤先の)午後のパート、受け持ちの症例が多いなどの要素が重なると、帰宅が深夜になってしまうこともあるかもしれません。

 

Q:休暇(夏休み、冬休み、単発休暇) について教えて頂けますか?
A:後期研修1年目から夏休みは"21日間(土日から次の土日までを年3回)"とることが可能です。
時期は他の先生と重ならないように話し合いで調整します。年始年末は分担制なので当番以外の日は休めます。その他、国内外の学会参加時、他施設見学の時はお休みが認められますが、仕事と関係のない単発の休暇については要相談となります。